弁護士 宇都宮 健児 (うつのみや けんじ)
1971年 弁護士登録、東京弁護士会所属
弁護士として、クレジット・サラ金問題に早くから取り組み、多重債務に苦しむ多くの人を助けてきた。また、反貧困ネットワーク代表世話人として、貧困問題の解決に向けた運動にも取り組んでいる。
<これまでの略歴>
日弁連消費者問題対策委員会委員長、日弁連上限金利引き下げ実現本部本部長代行、日弁連多重債務対策本部本部長代行、東京弁護士会副会長、豊田商事破産事件破産管財人常置代理人、地下鉄サリン事件被害対策弁護団団長、ティーピーシー事件・KKC事件・オレンジ共済事件・和牛預託商法事件・八葉物流事件などの被害対策弁護団団長、年越し派遣村名誉村長、日本弁護士連合会会長(2010年度、2011年度)などを歴任。2012年12月、2014年2月、2020年7月の都知事選に出馬。
<現在>
全国クレサラ・生活再建問題対策協議会副代表幹事、全国ヤミ金融・悪質金融対策会議代表幹事、オウム真理教犯罪被害者支援機構理事長、全国消費者行政ウオッチねっと代表幹事、一般社団法人反貧困ネットワーク理事長、のりこえねっと(ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク)共同代表、人間らしい労働と生活を求める連絡会議(生活底上げ会議)代表世話人、公正な税制を求める市民連絡会共同代表、再審法改正をめざす市民の会共同代表、希望のまち東京をつくる会代表、週刊金曜日編集委員などを務める。
著 書
『消費者金融 実態と救済』(岩波新書)
『多重債務被害救済の実務』(編著 勁草書房)
『ヤミ金・サラ金問題と多重債務者の救済-返さなくてもよい借金がある』(明石書店)
『自己破産と借金整理法』(自由国民社)
『イラスト六法 わかりやすい自己破産』(自由国民社)
『多重債務の正しい解決法-解決できない借金問題はない』(花伝社)
『もうガマンできない!広がる貧困-人間らしい生活の再生を求めて』(宇都宮健児・猪股正・湯浅誠編著 明石書店)
『反貧困の学校 ― 貧困をどう伝えるか、どう学ぶか』(宇都宮健児・湯浅誠編著 明石書店)
『派遣村-何が問われているのか』(宇都宮健児・湯浅誠編著 岩波書店)
『反貧困の学校2― いま”はたらく”が危ない』 (宇都宮健児・湯浅誠編著 明石書店)
『大丈夫、人生はやり直せる-サラ金・ヤミ金・貧困との闘い』(新日本出版社)
『弁護士、闘う 宇都宮健児の事件帖』(岩波書店)
『反貧困 ― 半生の記』(花伝社)
『弁護士冥利 ― だから私は闘い続ける』(東海教育研究所)
『わるいやつら』(集英社新書)
『希望社会の実現』(花伝社)
『悪と闘う』(朝日新書)
『自己責任論の嘘』(KKベストセラーズ)
『秘密保護法―社会はどう変わるのか』(共著、集英社新書)
『築地移転の闇をひらく』(共著、大月書店)
『東京をどうする』(花伝社)
『天皇制ってなんだろう?あなたと考えたい民主主義からみた天皇制』(平凡社)
『韓国市民運動に学ぶ―政権を交代させた強力な市民運動』(花伝社)など